写真:昭光通商が目指す「ワーク・ライフ・バランス」のカタチ
TALK01
管理職×若手社員

昭光通商が目指す
「ワーク・ライフ・バランス」のカタチ

昭光通商では、自宅での勤務が可能な「在宅勤務制度」や出退勤の時間を自由に設定できる「スーパーフレックス制度」など、時代に合った新たな働き方制度を導入しています。今回は、管理職として仕事と育児を両立している2名の社員に、制度の魅力やライフスタイルを充実させるための工夫について、若手社員が話を聞きました。

トークメンバー:Y.J.
Y.J.
Y.J.
総務部 総務部長
トークメンバー:Y.T.
Y.T.
Y.T.
化学品本部 機能化学品部
機能化学品業務グループ
グループリーダー
トークメンバー:S.T.
S.T.
S.T.
化学品本部 機能化学品部
機能化学品グループ
トークメンバー:S.M.
S.M.
S.M.
経理部 経理グループ

仕事と家庭の両立を支える、
昭光通商の働き方制度

S.T.

お二人はそれぞれご家庭をお持ちで、昭光通商の「在宅勤務制度」と「スーパーフレックス制度」を活用されていますよね。そもそも、これらの制度はどのような狙いで導入されたのでしょうか?

Y.J.

この制度を取り入れたきっかけは、コロナ禍において出社と在宅を組み合わせたハイブリッドな働き方が必要になったためです。
今後の社会において多様な働き方を認めていく取り組みは必須。働く時間や場所にとらわれず、柔軟な働き方を求める社員のニーズに応える制度だと考えています。

S.T.

確かに私も、フレックス制度のおかげで自己研鑽のための学習やジムでのトレーニングに時間を充てられるようになりました。ちなみに、これらの制度を活用する前と今とで、ご自身の働く時間の使い方はどのように変わりましたか?

Y.T.

私は現在、高校生と中学生、保育園に通う3人の子どもを育てています。以前は出社が前提の働き方だったため、家事や育児に追われて時間に余裕を持てませんでした。在宅勤務制度やスーパーフレックス制度を活用するようになってからは、家事・育児の時間を自分でコントロールできるという点で格段に働きやすくなりましたね。

Y.J.

私にも小学生と保育園に通う子どもがいて、週1回のお迎えと夕飯づくり、寝かしつけを妻と分担しています。出社が前提だった当時は、子どものお迎えの時間を気にしつつ、急いで帰宅するのが常でした。在宅勤務という選択が生まれたことで通勤の必要がなくなり、お迎えまでの時間を目一杯使って仕事ができるようになりましたね。

対談風景:Y.J.

時間の余裕は心の余裕。
仕事のやり方を見直すきっかけに

S.T.

家庭を持っていない私たちから見ても、これらの制度が導入されたことでかなり働きやすくなったという印象を持っています。業務の面ではいかがでしょう?「仕事の幅が広がった」など、在宅勤務やスーパーフレックス制度ならではのメリットは感じていますか?

Y.T.

毎日定時で出社していた頃は、育児のために決まった時間に会社を出なくてはいけませんでした。子どもが次の日熱を出すかもしれないと思うと仕事を残して帰るわけにはいかず、慌てて終わらせていたんです。今はそれがなくなったので、仕事にじっくり向き合えるようになりました。
自分の仕事だけでなく、グループ全体のことにも目を向けられるようになったことも大きな変化ですね。たとえば、惰性で続けていた不要な業務を削減したり、業務の効率化を提案したり。時間に余裕ができたからこそ、組織としての全体最適を考えられるようになりました。

Y.J.

管理職という立場からすると、チームのリソースが活用しやすくなったと感じます。用事があれば中抜けしてもいいし、夕方に家事や育児が一段落してから仕事を再開することもできる。それぞれが効率的に時間を使えるようになったことで、集中して業務に取り組めるようになったのではないでしょうか。

対談風景:Y.T.

周りを頼る、業務を見直す。
それぞれの視点が両立のカギ

S.M.

Yさんは過去3回の育休を経験し、その後に管理職であるグループリーダーになられていますよね。

Y.T.

そうですね。3回目の育休の後、現在の部署に異動になりましたが、営業事務はそれまでまったく経験したことのない業務。だからこそ全体を俯瞰で見ることができ、業務改善について提案ができたのではないかと考えています。異動したばかりの部署、かつ女性で育休復帰直後という状況でしたが、当時の上司が仕事ぶりをきちんと認めてくれ、管理職への道を後押ししてくれたんです。

S.T.

育児と管理職の両立は、実際やってみていかがでしたか?

Y.T.

管理職になったとき、ちょうどコロナが流行し始めて。結果的に、昇進直後から在宅勤務やスーパーフレックス制度を活用できているので助かっています。とはいえ、周りの協力なしで仕事と家庭・育児を両立することは不可能。家族はもちろん、今の部署に異動してからまだ日が浅いこともあり、業務面ではチームのメンバーにとても助けてもらっています。

S.T.

お互いに支え合って働ける雰囲気があるということですね。Y部長も、管理職として働く傍ら育児にも積極的に参加されていますよね。大変なことも多いのではないでしょうか?

Y.J.

人事の仕事は、他部署からの突発的な問い合わせへの対応など、自分で業務のペースをコントロールしづらいんです。計画的に仕事を進めようと思っても、その通りいかないことが多いんですよね。
そうは言っても、時間通りに会社を出ないとお迎えに間に合わない。そこで「その日に発生した課題は必ずその日のうちに対処しないといけない」というこだわりを捨てました。回答までの猶予や優先順位を考え、明日でもいいことは明日やる。これまで以上にメリハリをつけて仕事をするようになりましたね。
家事においても、力を抜けるところは抜くようにしています。仕事・家事・育児、すべてにおいて言えることですが、完璧にしようとしすぎず、上手にコントロールするのが両立のポイントだと思います。

対談風景:S.T.

今後目指したいのは
社員同士が理解しあえる環境づくり

S.M.

今後、「昭光通商の制度や環境がもっとこうなればもっと働きやすくなる」と思う点はありますか?

Y.T.

女性だけでなく、男性社員がもっと育休を取りやすくなると良いですね。性別にかかわらず、育休取得後に職場に復帰してくれるのはやる気がある証拠。育児で仕事が制限されないような環境ができるといいですよね。

S.T.

今の昭光通商は、男性も育休が取りやすいと言えるのでしょうか?

Y.J.

もちろん男性の育児休暇制度は存在していますが、実際に取得した社員はまだ多くないのが現状です。

Y.T.

男性も当たり前のように育休が取れるようになると「子育てをしながら働く」ことへの理解が進んで、結果的に女性にとっての働きやすさにも繋がるのではないかと思います。

S.M.

性別・年齢の区別なくすべての社員が働きやすい環境づくりということですね。何か具体的な仕掛けなどは考えているのでしょうか。

Y.J.

多様な働き方を実現する基盤は整ったので、今後は社内でどのように浸透させていくかが重要だと思います。今考えているのは、管理職向けの社内研修です。在宅・スーパーフレックス制度や育休制度がどうすればもっと活用されるのか、逆にどういうことをすると活用されにくくなってしまうのか、チーム内のコミュニケーション方法についても教育が必要だと考えています。制度を活用し、柔軟な働き方を実現している社員も増えてきていますので、さまざまな事例を社内に周知していきたいですね。

S.T.S.M.

Y部長、Yグループリーダー、ありがとうございました!

対談風景:S.M.